中国・大連の旅
2008・7・13〜16

今回の旅は中国東北地方「大連・旅順・瀋陽」へ、4日間を過ごしてきました。
緯度は日本の東北地方と同じくらい。涼しいところと期待して行ったのですが・・、
今年は例年にないとかのとても暑い4日間でした。

ロシアとの激戦地だった旅順の203高知。
標高203メートルの高さだったことからそう呼ばれたそうです。
ここから望める旅順港はその湾の入り口が狭いため、ロシア艦隊を封じ込めるのにちょうどよい攻撃地点だったという。
今ではのどかな風景が広がり、森林高原として市民憩いの場となっているそうです。

右手の弾丸状の塔は
戦後乃木将軍がここを訪れ、死亡将士を記念するため砲弾の断片から鋳造したものなのだそうです。
現地の案内板には、日本軍国主義が外国を侵犯した犯罪の証拠と恥辱柱となっている、と記してありました。

ここは市民憩いの場。
さすがに中国の人口の多さを感じてきました。
しかし他ではあまり感じませんでしたね。。なにせ広〜い大地ですから。

右手はバンジージャンプだそうです。

公園にあったモニュメント、
上にあがってみると結構スリルがありました。
何も囲いがなく、もし誰か落下でもしたらと心配になりましたが。日本だったら補償問題になりそうな??
個人の権利がまだ薄い中国では自分の身は自分で守れということなんでしょうか。

もっとも、最近先進国などでの高すぎる個人の権利意識も考えもの、ですがね。


宿泊は4つ星ホテル。
一階フロアには素敵なケーキショップがありました。
どれも美味しそうな、しかも素晴らしいデコレーションのケーキが並んでいました。

お値段もまた素晴らしく、一人分サイズのもので一個450円ほど。
中国の物価としては相当なお値段です。試しに一つだけ買ってお部屋で頂きました。
お味は、昨年ムシャクで購入した一個100円のものとは大違い。
甘さはしっかりあるのですがこくがあり、しかもとても上品なお味に仕上がっていました。

さすがに食の中国ですね。短い期間にこれだけ発展させてしまうとは・・。。



こちらがお部屋で頂いたケーキでした。

昼食時の飯店。
あらかじめ用意されたテーブルのものを頂いた後ふと見ると、
美味しそうな点心がいっぱい並べられている光景が目に入ってきました。
思わずそばに行って買えるかと訊ねてみると「ハオ、ハオ!」。 エッグタルトと卵春巻きを買いました。
すでにお腹いっぱい食べた後だったのに、美味しかった〜!。

右が卵春巻き、一個3元(一元が16円ほど)でした。全部買い占めたかった〜。


大連の道路はどこも片側5斜線、
広〜い中国大陸をあらためて実感してきました。
しかしここでも交通のマナー
すごかったです。 赤信号だって車も人も信号無視。

信号のない場所でも歩行者は5斜線+5斜線を悠然と渡っていきます。
急いで渡ってはいけないそうです。ゆっくり渡る方が却って安全なんだそうです。
信号自体が少なく、
私たちもホテルの反対側にあるスーパーに行くのに合計10斜線を渡ることに。
 スリルありました〜。


それでも、なにか人々にはゆったりしているような雰囲気を感じました。