中国・江南の旅
2007・9.3〜7
上海・蘇州・無錫・烏鎮・杭州・紹興
憧れの中国へ、とうとうやってきました。
降り立った杭州の空港はあいにくの雨、気温も低く半そででは寒いくらいでした。
空港からはバスで2時間半、最初の目的地上海へと向かいました。
初めて味わう中国の大地は
道路も、トラックも、看板も、大きい〜!

ANA杭州行きの機内食。
日中航空路開設20周年記念のパンダのシュークリーム付きでした。.
カキ氷屋さん。
シェイクもいただけます。
ここは通り過ぎただけでしたが、日本人にはまだ牛乳・生水は避けたほうがいいようです。
でも美味しそうでした〜
中国らしいお店に嬉しくなり、思わすパチリ!
どれも道路に面した、カウンター越しに購入できるお店でした
中国の食の安全性が
ちょうどマスコミに騒がれたころでしたが、そんなことはすっかり忘れてどれも美味しく頂きました。
ドライブインで買ったお菓子。
締めて360円なり。
ゴマを使ったお菓子が
多く並べられていました。
無錫のケーキ屋さんで,ひとつ100円前後で購入。
最近の中国ではお誕生日には皆ケーキを頂くそうです。
3年ほど前まではケーキ自体ほとんど見られなかったとか。


江南の植物たち
柳・銀杏・マリーゴールド・ケイトウ・サルスベリ・ノウゼンカズラなどなど・・。
江南地方に限らず、中国の自然は土地ごとの変化が大きいにもかかわらず
そこに生育する草木は私たちに比較的馴染みが深いそうです。
それもそのはず、
これは江戸時代を頂点として、日本人が中国大陸の珍しい植物を貪欲に取り入れてきた結果なのだそうです




お気に入り写真 

《上海》
左は上海のテレビ塔です。
ケ小平の鶴の一声で開発が始まったという浦東は、
摩天楼そびえる東洋のマンハッタン。
1時間の夜景クルーズの眺めは涙が出るほどの美しさでした。
≪豫園≫
柳の風景はやはり中国の風景でした。
柳林も見かけました。
しかし、ただ鑑賞するだけではなく古くは魔除けとしての
役割もあったようです。
春には芽吹いたばかりの小枝で子供たちが笛にして遊んだり、
またお野菜として、あるいはお茶にしてのんだり、、
お祝いの日にはご飯の中に炊き込むことも
あるそうです。
≪留園≫
盆栽にはびっくりしました。
これも中国からだったのでしょうか?
しかし大振りなものばかりで繊細さは感じられませんでしたが。
たまたま?それとも庭の大きさにあわせていただけかな?
≪ゲン頭渚公園・太湖≫
蓮の花はやはり中国らしい風景ですね。
広〜い広〜い太湖沿いに、
どこまでも蓮の花が続いていました。
お土産に買ってきた蓮の実は、ホクホクで美味しかった。
≪烏鎮≫ウーチン
黒塗りの塀の多いところからこう呼ばれてきたそうです。
今も使われている清代の民家はまさに白黒の世界でした。
ケ小平が視察に訪れたとき「ここを残そう」ということに。
汚れていた川をきれいにして、
いまではすばらしい観光地となっています。
ツアーで一緒の人達の多くが
「一番気に入ったところ」との感想でした。
中国らしいというのか、
歴史を感じさせるとても落ち着くところでした。
≪烏鎮≫
上の写真と同じところ。
今現在でも人が暮らしているのですが、
しかしほとんどはお年寄りばかりのようです。
これは遊覧船の中から撮らせてもらった写真。
お部屋の中ではお年寄り4人が
マージャンに興じていました。
≪蘇州≫
一人っ子政策のためか、
子供たちは小皇帝といわれ大事にされているそうです。
小学校も送り迎え付き。
これは蘇州にて、
ちょうど学校から帰る光景に出くわしました。
≪無錫≫
無錫のホテルの窓から撮った景色です。
私たちがバスで通った道路はすべて片側3車線プラス1車線、
おまけに歩道はこの広さです。
中国大陸はやはり大きかったです。
しかし、運転手のマナーもまたすごかったです。
観光ガイドさんが言うことには
中国の道路は勇気が優先」なのだそうです。
車線変更も1車線ずつ行うのではなしに
端から端に一気に横切っていきます。
時には3車線の道路に車が4列並ぶことも。

おまけに、
大型バスでさえちょっとの隙間にも割り込んできます。
こんな芸当も広〜い「大地」だからこそ出来るんでしょうかね。
≪杭州≫
これは普通の民家です。
杭州へ向かう高速道路沿いにたくさん見かけました。
3階から6〜7階建ての戸建住宅です。
一戸100万元(1500万円)ほどで出来るとのこと。
土地は国のもので所有権はなし。
鉄筋で壁はレンガ作り、一家族で住んでいるそうです。
屋根の上には仏壇らしきものがあり、
祖先を祭るものだとか。
別の地域に行くと建物のデザインはまた変わるそうです。
≪杭州のホテル≫
お部屋に入ってびっくり、
大きなブタちゃんのぬいぐるみがホアンイーホアンイーと
迎えてくれました。
あとで聞いた話では
どうやら一人部屋にだけ置いていてくれたようです

おまけに体重計も置いてありました
これは全員のお部屋にあったのですが、
でも、・・何のため? 未だに謎なのです。
≪花港観魚≫
花と魚を観賞するところという意味。
ツアーの旅程には含まれていなかったのですが
最終日にガイドさんの計らいで案内してもらいました。
日本人にはあまり知られていないところで、まさに柳の風景。
池には鯉もいっぱい泳いでいました。
湖(西湖の支流)を眺めるようにして置かれたベンチに座ると、
なんともゆったりした気分に浸れた
ひろ〜いひろ〜い公園でした。
ここでトイレを探していた中国人女性二人連れに遭遇。
習ったばかりのハンイーでちゃんと案内してあげられました。
別の若い中国人男性ともハンイーで会話。
通じた喜びで忘れられないスポットとなりました。
≪太湖≫黄色い彼岸花かと思いきや・・、
名前はショウキラン?でしょうか。
彼岸花の一種のようですが
日本では見たことがありませんでした。

HOME back